2012年6月16日土曜日

六月の夜の音楽会 「月に憑かれたピエロ」

渋谷のLast Waltzで早川義夫、原マスミ、宍戸幸司のライブを観てきた。題して『六月の夜の音楽会 「月に憑かれたピエロ」』。

目当ては宍戸さんだったのだが、ソロだとリズムの揺らぎが激しく感じられる。やっぱり割礼が観たい。

原さんは初めて観た。元たまの知久寿焼さんが「原さんのパクリ」のように言われる理由がようやく分かった。ギターの弾き方がかなり似ている。

早川さんは凄い歌詞の曲ばかりだった。「パパ」とか。

開演前、ライブハウスに向かうため渋谷から乗ったバスに、元たまの柳原陽一郎さんが乗っていた。ご自身のライブが西麻布であるため、向かわれていたらしい。こんな偶然もあるんだなあ。

2012年6月15日金曜日

六月大歌舞伎@新橋演舞場

新橋演舞場で六月大歌舞伎を観てきた。いつもは1階で観ていて、今回初めて2階席で観たのだが、舞台の上手が少し見切れるものの気になるほどではなかった。混まなくてかえって快適かもしれない。

目当ては初舞台の市川中車。声が枯れ気味だったり、挙動が現代的だったり、まだまだ歌舞伎役者にはなりきれていない印象だったが、おそらく最初のうちだけだろう。團子、猿翁との口上も感慨深かった。

「小栗栖の長兵衛」はシニカルな話で面白かった。「義経千本桜」は猿之助の仔狐が愛らしく、さすがの演技力に感動した。

2012年6月14日木曜日

あかねライブ@下北沢lete

下北沢leteであかねさんのライブを観てきた。あかねさんは「たま」の元マネージャーであり、パスカルズの現メンバーであり、知る人ぞ知るシンガーソングライターでもある。10年ぐらいぶりに自身のライブ活動を再開するとの情報を知り、すぐに予約した。

ライブでは相変わらずの悲しい声が聴けてよかった。坂本龍一が「世界一悲しい声」と評するロバート・ワイアットにも劣らぬ悲しさだと思う。ご本人は明るい歌もたくさん書きたいとおっしゃっていたけれど、あの悲しい声にはやはり悲しい曲が似合う。

ご本人のブログ記事
あかねLIVEの記憶 - twincafe akane diary